グラブルの高難易度マルチバトル、ジークフリートHLにおける初心者向けの安定重視のパラディン編成と特殊技の受け方などの攻略コツを解説します。
重要キャラや攻略の流れ、編成・立ち回りの注意点などにも触れているので、初挑戦で動き方がわからない人は参考にしてください。

ジークフリートHLの攻略の流れ・動き方
攻略の流れは至ってシンプルです。
ジークフリートにはディアスポラやムゲンのようなモードチェンジは存在しないため、特殊技を上手くやり過ごし、死なずに高速でターンを回し続けるだけです。討伐成功率という意味では今までの高難易度の中で一番簡単です(ただし青箱は取りにくい)。
固有バフの効果
ジークフリートHLには黒竜の覇爪と黒竜の護鱗という固有バフが存在します。
それぞれ8Lvから始まり、最大は10Lvです。
両方の固有バフ10Lvの状態で特殊技『クヴァール・ファング』を受けると強制全滅するらしいです。ただ、普通に回していれば10Lvになることはあり得ないので確認できていません。
黒竜の覇爪はLvが上がるほどジークフリートの火力が上がり、黒竜の護鱗はLvが上がるほどジークフリートにダメージが通りにくくなります。そのため、10Lvになることはあり得なくても、これらのLvを適度に下げていかなければ攻撃に耐えきれなくなったり、全然貢献度が稼げなくなるという状況に追い込まれます。
固有バフのLv増減
CTMAX時やHPトリガーで発動する『クヴァール・ファング』をジークフリートが使用すると黒竜の覇爪と黒竜の護鱗がそれぞれ5Lv低下します(多分)。
また、2の倍数のターン数に交互に予兆が発動する『マニガンス』『ウーヴェ』でも固有バフのLvは増減します。『マニガンス』は発動させてしまうと黒竜の覇爪が2Lv上昇し、解除させれば黒竜の覇爪が3Lv低下する代わりに護鱗が1Lv上昇します。逆に『ウーヴェ』は発動させてしまうと黒竜の護鱗が2Lv上昇し、解除させれば黒竜の護鱗が3Lv低下する代わりに覇爪が1Lv上昇します。
それとは別に1ターンで20hit以上与えてしまったり、1ターンのうちに誰も攻撃を行わないと固有バフのどちらか(ランダム)が1Lv上昇します。
そのため、1ターンのhit数はできる限り20hit未満にし、毎ターンひとりは必ず攻撃を行い、適度に予兆を解除しつつ『クヴァール・ファング』を発動してもらう、という立ち回りをする必要があります。
救援について
救援を流すタイミング
開幕で流しましょう。
というのも、ジークフリートHLでは開幕とHP50%トリガーの特殊技ですべての召喚石が使用した状態にされてしまいます。そのため、中途半端に削れた状態の救援に入ると召喚石が使用可能になる前に50%になってしまい、一度も召喚石を使えないということが起こり得ます。ジークフリートHLの場合はモードチェンジ後のムゲンのような詰み要素はありませんが、召喚石が全く使えないと速度を出しにくくなる要因にもなります。
また、ジークフリートHLは敵の火力がかなり高めです。そのため、開幕から全員がパラディンで同時に動き始める方がファランクスの恩恵を受けやすく、生存率も上がります。
以上のように、救援に入る側からすると開幕以外で流れているものに入るメリットは見当たりません。
討伐失敗の要員
自発者が動かないことくらいです。
ディアスポラやムゲンとは異なり、ジークフリートでは誰か一人の行動で強制的に討伐失敗に追い込むようなことはできません。
しかし、ジークフリートHLのダメージは非常に大きいため、複数人が全然動かないような状況になるとファランクスの頻度も減って最後まで動き続けられない人が出てくる可能性が高いです。
実装後最初の土日が終わり、既に埋まりにくい部屋も増えているため、自発者が最後まで動き続けられないような場合は参戦者に見放されて失敗するケースがあります。当然ではありますが、誰も動いていないのにひとりで他人が自発したジークフリートHLを削るより、まともな参戦者が揃ったジークフリートHLを倒した方が時間的にも精神的にも良いため、埋まりにくくなりつつある現環境では動き続けられない人が自発するのは控えたほうが良いです。
編成と必要な役割
使用キャラ
ジョブはパラディンで固定です。ファランクスが飛び交うことで全員が動きやすくなるため、全員動かなくなってもひとりで倒し切るつもりがないのであればパラディン以外を選択することはあり得ません。
EXアビはセイクリッド・プロテクションとノブレス・プロテジーは必須です。残り1枠は使用間隔5ターン以下の弱体アビであれば何でも良いですが、ミストかブラインドがおすすめです。
覚醒Lvは全員8です。ナミロビンのみ防御タイプで、それ以外はバランスです。
ニオは必須です。デバフ2個持ちな上にパーティの耐久力も上がるため、最低でも120Lv(防御UP)までは上げたニオが欲しいです。
ナミロビンに関しては安定重視をするなら必須です。ジークフリートHLに慣れないうちは入れておくことを強くおすすめします。というのも、主人公とナミロビンと鞄2枚があればジークフリートの特殊技はほぼすべてノーダメージにできるため、速度は遅くても最後まで動き続けることができます。最後まで動き続けることを繰り返していけばそのうち何を抜いていいのかもわかってくるはずです。ちなみに速度重視の場合はナミロビンは使いません。
ハロリッチの枠はエニュオでもOKです。デバフとディスペルの両方を持っているキャラであることが重要です。
サブは賢者ふたりです。ハロヴェインがいるならそちらを優先した方が良いですが、フロントが崩れた際の回復要員としても使えたり、サブにいる状態ではバフ要員にもなれるので攻守共に賢者サブ配置は安定感があります。
武器
メイン武器はグリム槍です。奥義時に30%カットが入るのでHPを維持しやすくなります。泡沫の奥義効果はhit数を増やしやすいのであまりおすすめしません。
終末はアビ上限と進境です。
インドラリム3本とスカサハ拳で確定クリです。慣れてくると3本も堅守は必要ありませんが、最初のうちは3本あった方が安心です。
アディショナルウェポンはHPを盛るためにバハ武器と、アディショナルウェポン以外の枠に方陣武器を1本も入れていないためセフィラ武器を入れました。
オメガ5凸や新世界の礎武器などは入っていないため、そこまで敷居も高くないと思います。
召喚石
安定重視の場合は鞄2枚は必須です。
残りの枠は絶対にこれじゃないと駄目という部分はありません。火力を上げるためにベリアルとバブを入れています。安定度を更に上げるならテンペランスなどを入れるのもアリです。
サブ石はジャッジメントと無凸のイーウィヤです。イーウィヤは防御面の強化にも繋がるので個人的にはラファエルより好きです。
最大HP
最大HPはこの程度です。6,7万あれば大丈夫です。
攻略時の注意点
特殊技の対処
クヴァール・ファング
CTMAX技です。
それとは別に、開幕と50%のHPトリガー『デリリアム』でCTMAXにしてくるので、1ターン目と50%を踏んだ次のターンにも『クヴァール・ファング』が発動します。
また、HP75/25%のHPトリガーも『クヴァール・ファング』なので、CTMAX時以外にもHP100/75/50/25%付近で4回発動するということを覚えておけばOKです。
この技は火力が高いだけでなく、アビ使用感覚の延長効果などもついています。ダメージを0にすればそれらのデバフの効果は受けずに済むため、確実にダメージ0にすることが非常に重要です。
しかし、この技は回避不可かつ全属性ダメカが無効です。つまり、『クヴァール・ファング』を受けるタイミングに限っては他人からもらったファランクスは何の役にも立ちません。
- 主人公のセイクリッド・プロテクション+ノブレス・プロテジー
- 属性カット石に主人公のエレメンタルファランクスかナミロビン4アビを合わせる
上記2種類の受け方ができます。どちらの場合もガード不要です。慣れてくると『クヴァール・ファング』は簡単に通り抜けられるボーナス技のようになってきますが、慣れないうちは即死要員でもあります。ナミロビンがいれば『クヴァール・ファング』を無傷で通り抜けられる手段が増えるため、ターン回しが遅れたとしても身動きが取れなくなることは非常に起きにくいです。
マニガンス
2ターン目とその後4ターンごとに使用してくる予兆です。
解除条件は回復アビリティを3回使用することですが、この編成には回復アビリティが存在しないため、解除することはできません。
『マニガンス』はジークフリートに攻撃UP/TA率UP/土属性追撃を付与したあとに通常の攻撃行動を行ってくる技です。これらのバフが乗っている状態だとダメージもかなり大きくなりますが、予兆を解除しなくても対処できるので特に問題はありません。
- カット石にファランクス(自他問わず)かナミロビン4アビを合わせて『マニガンス』を受ける
- その後ディスペルでバフを消す(ディスペル石や自動発動するディスペルアビが便利)
火力がどんなに痛くても100%カットしてしまえば問題はありません。その後ディスペルでバフを消してしまえば攻撃側の固有バフのLvが少し上ったくらいで特に変化もありません。その固有バフのLvも『クヴァール・ファング』を受ければ下がるので『マニガンス』を解除する必要は特に感じません。
ウーヴェ
4ターン目とその後4ターンごとに使用してくる予兆です。
解除条件は弱体アビリティを3回使用することです。
『ウーヴェ』はランダム対象の6回ダメージに加え、ジークフリートに水属性ダメカ/水変転/弱体耐性UPを付与します。自動発動するディスペルアビ持ちがいれば1ターンで水変転は剥がせますが、いない場合は3ターンの間ダメージがほとんど通らなくなってしまうので非常に厄介です。『ウーヴェ』はできる限り解除する必要があります。
使用間隔が5T以下の弱体アビを優先して使ってください。『ウーヴェ』は4ターン起きに予兆が来ますが、『マニガンス』や『ウーヴェ』を発動させるとアビリティ使用間隔が1ターン縮まります。『マニガンス』は解除せずに受けるため、使用間隔が5ターン以下の弱体アビであれば『ウーヴェ』の予兆が発動するたびに使用可能になります。一度の『ウーヴェ』でニオ1ハロリッチ2を同時に使用してしまうと次の『ウーヴェ』で使用できる弱体アビが3個ない、という状況に追い込まれるため注意してください。
- ナミロビン23アビ
- カット石にファランクス(自他問わず)かナミロビン4アビを合わせる
『ウーヴェ』は6回攻撃ですが、ナミロビン23アビを使用するとちょうど6回かばって回避できます。また、100%カットすれば問題ないのは他の特殊技と同様です。
『マニガンス』『ウーヴェ』の発動順について
『マニガンス』『ウーヴェ』が発動するのは2の倍数ターンであり、これらの特殊技は基本的には交互に発動しますが、必ず交互に発動するわけではありません。
『マニガンス』は2ターン目とその後4ターンごと、『ウーヴェ』は4ターン目とその後4ターンごとに使用してくる予兆であり、ターン数が固定されています。しかし、75/50/25%のHPトリガーやCT技の方が優先されるため、2の倍数ターンとHPトリガーやCTMAXが重なると発動順が狂ってしまうことが起こり得ます。
弱体アビの使用間隔は『マニガンス』を受けることで縮めるからこそ『ウーヴェ』の4ターンごとに再使用可能になるため、予兆がHPトリガーやCT技と重なってしまうと『ウーヴェ』時に弱体アビが再使用可能になりません。必ず交互に発動すると思っていると回復アビを要求されたときに弱体アビを使用してしまって『ウーヴェ』をしばらく解除できなくなるようなことも起きてしまうため、このことは頭に入れておくことをおすすめします。
特殊技を受ける手段はたくさんあるので死ぬことはないと思いますが、『ウーヴェ』が解除できないと貢献度が非常に稼ぎにくくなってしまうため注意です。
ちなみに、予兆を解除できなくなってしまった際に100%カットができなかったとしても、ファランクスがかかっている状態であればほぼ誰かが落ちることはありません。ただ、ターゲットの偏りなどによっても受けるダメージは大きく変わってきます。心配な場合は一番硬い主人公以外はガードし、主人公のみ攻撃するなどもアリです。
死なないようにターンを回し続ける
この編成であれば特殊技は上手くやり過ごせるはずです。あとは頑張って高速でターンを回せるようになればOKです。
予兆解除に失敗して貢献度が稼げなくなったとしてもジークフリートは毎ターン自傷していくため、ファランクスを撒きつつターンを回し続けることで討伐成功に近付きます。
毎ターン全員ガードでもし続けない限り固有バフのLvが両方とも10になることもないと思うので、とにかく動き続けて早くジークフリートHLに慣れましょう!